2014.09.14【未分類】
濱田庄司七十七碗展 |
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1972(昭和47)年に濱田の喜寿を記念して『濱田庄司七十七碗譜』が発刊されましたが、この展覧会はこの作品集の著書名にちなみ濱田の茶碗77点を展覧するものです。そして本展構成の中核を占めるのが大阪市立東洋陶磁美術館所蔵・堀尾幹雄コレクションに含まれる60点を超える濱田の茶碗ですが、それらは制作年代の特定されている貴重な作品群です。これらの作品を時系列順に鑑賞することによって、その時々の濱田の茶碗に対する造形思考を目の当たりにするばかりでなく、多彩な技の組み合わせによっていかに豊かな陶芸表現を可能にしたかを知ることが出来ます。大阪市立東洋陶磁美術館所蔵の62点に最初期と最晩年の作品15点を加え、77点を展示いたします。茶碗を中心とした濱田陶芸の魅力を味わう好機となるでしょう。
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